短期入所
2017年11月掲載
短期入所事業とは
○短期入所事業とは居宅において、その介護を行う者の疾病その他の理由により、施設等への短期間の入所を必要とする障害児者につき、当該施設等に短期間の入所をさせて行われる入浴・排泄及び食事の介護その他の必要な支援を行う事業です。
利用者登録
○当院での短期入所の利用にあたって、利用者登録が必要です。
○「障害福祉サービス受給者証」の以下の2つの項目が記載されていることをご確認ください。
・「サービスの種別」 「短期入所」
・「支給量等」 「医療型」または「療養介護対象者」または「重心」
※上記以外の支給の場合は要相談。
○利用前に当院の医師による「予備診察」を受けていただき、利用者登録について判断させて頂きます。
○利用者登録が済んでいても以下の場合は再度「予備診察」が必要です。
・入院、手術などで病状が変化している場合
・服薬内容が変更した場合
・最終利用日から半年以上経過している場合
○入院、手術された場合は、必ず短期入所受付窓口及び療育指導室に連絡して下さい。予備診察の調整をさせていただきます。またその場合、「診療情報提供書」・「薬の処方箋」等を、予備診察日に持参していただくか、事前に必ず郵送及びFAXして下さい。
予約
○短期入所受付窓口まで電話で予約してください。
○ご希望の入所日から逆のぼって2ヶ月前の同日より予約できます。
例えば、4月30日からの利用を希望される場合、3月1日から受付できます。
*2か月前が土日・祝日の場合、次の平日より受付できます。
○当院では、利用日数は支給量の範囲での受け入れとなりますので、短期入所受付窓口にご相談下さい。また、当院の通所事業に登録している方で、短期入所事業中の通所事業を希望される場合は、短期入所の予約時にお伝え下さい。
*放課後等デイサービスの方は学校休業日(代休・夏休み等)のみの利用になります。
○予約後の変更、キャンセルがあれば早めに短期入所受付窓口まで連絡して下さい。
○予約時には、必ずしも希望日時での調整が困難な場合がございますので、ご了承下さい。
持参物品
○入所日に以下のものをお持ちください(下線を引いた物品には氏名を明記)。持参頂いていない場合は、ご利用できない場合がございます。
・「障害福祉サービス受給者証」「健康保険証」「重度障害者医療費受給者証(難病及び小児慢性特定疾患等の受給者証を含む)」「診察券」「印鑑」
・「連絡帳」(初回利用の方は、初回時にお渡しします)
・「持参物品確認表」(必ず記載した状態で持参して下さい。2回目以降はコピーして、使用して下さい。)
・「お薬手帳」及び「処方箋」(最新のものを持参して下さい。)
・「持参薬」
内服薬
予備1回分をご用意ください。
外用薬(点眼液、点耳薬、軟膏、坐薬、浣腸液、湿布)
※「持参薬」は医療機関で処方されたものに限ります(市販薬は内服及び外用できません)
・「医療ケア物品」(※)利用期間中に必要な数をご用意ください。但し感染予防のため、不足が生じた場合は病院の物品を使用させていただきます。病院物品の使用につきまして、ご意見等ございましたら、お申し出ください。
酸素ボンベ、鼻カニューレ、酸素マスク
人工呼吸器、蛇管、加湿器、加湿用蒸留水、バッテリー
気管切開カニューレの固定用ベルト、気切ガーゼ(※)
人工鼻(※)、吸引用チューブ(※)
注入用接続チューブ、イリゲーター、注射器
導尿用カテーテル(※)
・「日用品」
食事用の自助具、とろみ剤の入れ物、歯ブラシ、コップ
シャンプー、リンス、ヘアブラシ、髪留め、電気髭剃り
紙おむつ、尿取りパット、お尻拭き用濡れティッシュ
タオル、クッション、おもちゃ、CDラジカセ(CDを含む)
・「食事」
注入食、栄養補助剤
・「補装具」
車椅子、座位保持装置、頭部保護帽、コルセット、下肢装具
・「衣類、衣類保管用のナイロン袋等」
※洗濯を希望する方は2組と予備1組、洗濯を希望しない方は利用日数分と予備1組をご準備下さい。利用日数により、衣類等を追加でお願いする場合があります。
※持参物品はお忘れなくお持ち帰り下さい。
入退所時間
○入所時間は平日のAM-10:00・10:30・11:00、PM-13:30・14:00・14:30・15:00・15:30です。
外来で大変混み合うことから、30分毎で1人ずつの受け入れを致します。
○最終の退所時間は16:30です。
○家族の急な病気や入院、遠方での弔事などで、緊急に利用希望される場合はご相談ください。可能な限り対応いたします。
入所日
○病院受付(医事係)
・初回利用の方は、「入院申込書」・「身元引受書兼診療費等支払保証書」にご記入ください。
・年度の初回のみ、「利用契約書」・「重要事項説明書」に基づく利用契約が必要です。
・「障害福祉サービス受給者証」、「健康保険証」、「重度障害者医療費受給者証(難病及び小児慢性特定疾患等の受給者証を含む)」、「診察券」、「入院申込書」・「身元引受書兼診療費等支払保証書」のコピーを提示してください。
○外来
・受付後、外来看護師が問診します。
・必要時には医師が診察します。
・体調不良時は入所をお断りする場合があります。
○入所病棟(病室)
・病棟看護師と一緒に、持参物品確認表に記載の持参物品をご確認ください。
・持参薬及び処方箋、お薬手帳をお渡し下さい。
・更衣をお願いします(部屋着を持って来られた方は、入所時に着替えをお願いします)。
入所中のサービス
○日常生活支援(食事の提供、入浴、排泄の援助、更衣、療育)
※病棟により入浴日は異なります。なお、入退所日については入浴はございません。
○健康管理
○医療、福祉に関する相談支援
○入所中に体調が悪化した場合は電話で連絡いたします。当院の医師による診察を希望される場合はお伝えください。また、マーゲンチューブの入れ替え等の処置が必要な場合、X線等の検査を実施させていただく場合がございます。
ただし、夜間帯の当直体制時は、対応が難しい場合もございます。
○希望される方のみ洗濯を実施します。(退所日、日曜日は除く)
○リハビリ(PT、OT、ST)を希望される方は申し出て下さい。整形外科を予約診察して頂くことになります。※別途料金発生
退所日
○病院受付(医事係)(平日8:30~17:15)
・費用を支払ってください。
・「障害福祉サービス受給者証」等を受け取ってください。
・上記以外の時間は「時間外受付」へお回りください。
○入所病棟
・担当看護師より入所中の様子についてお知らせします。
・病棟看護師と一緒に、持参物品確認表に記載の持参物品をご確認ください。
・更衣をお願いします(外着を持って来られた方は、退所時に着替えをお願いします)。
費用
○原則、「利用者負担割合」は1割です。
○1ヶ月の負担上限額は「障害福祉サービス受給者証」の「利用者負担上限月額」です。
○食費は実費です。
○H28.4.1より、利用中の処置等の医療費算定が出来るようになり、健康保険に基づき費用請
求をさせて頂きます(重度障害者医療費受給者証等をお持ちの方は負担が軽減されます)。
また、外来診察や入所中の診察には同様に健康保険が適用されます。
○テレビの視聴や冷蔵庫の使用は、テレビカードでの対応となります。(西1病棟)
写真の利用
○サービス内容の維持・改善やご本人の確認のため、写真を利用させていただく場合がございます。当院では個人情報の取り扱いには万全の体制で取り組んでいます。
その他
◦場合によっては、利用時に個室が空いていないこともあり、大部屋で男女混合部屋になる可能性もございます。個室を希望される方は予約時にお申し出ください。部屋状況により、ご相談させていただくことがございますので、ご了承ください。
苦情やご相談
○苦情やご相談がありましたら、苦情・相談窓口までご連絡ください。
電話番号:0794-62-5533(代表)
・短期入所受付窓口
地域医療連携室(後藤) 受付時間 9:00~15:00(平日のみ)
・苦情・相談窓口
療育指導室 (居川) 受付時間 10:00~16:00(平日のみ)