放射線科

放射線科では患者さまにより安心して安全に検査を受けていただけるよう環境の整備、技術の向上に励んでおります。 また各診療科へより適確で、より質の高い画像の提供を行うことで患者さまの利益となるよう日々努力しております。

重心患者の脊椎彎曲を正確に評価する方法』 外科部長 平井 二郎

CT検査 16列マルチスライス CT

当院のCTでは、最少0,5mmという薄いスライスで撮影したデータを再構成することにより、体を縦に切った像(サジタル)や前後に切った像(コロナル)などで多方向の断面や、3D(立体)表示が可能となり、輪切りだけでは見づらい病変(縦に走る骨折など)も立体的に見ることで診断し易くなりました。 また、当日でも予約なしで検査を受けていただくことができます。

X線TV検査 I・Iデジタル

X線を用いて体内を透視し、様子をリアルタイムにTVモニターで観察しながら撮影する検査です。主に消化器系の透視検査に使用しています。

一般撮影検査(X線検査) FPD・CR

一般撮影室では、胸部、腹部、骨などのX線撮影を行います。  当院では従来のCR(Computed Radiography)に加え、最新のFPD(Flat Panel Detector)装置の使用により、従来のX線撮影に比べて少ない線量での撮影が可能となり患者さまの被ばくを低減することができます。 また、撮影した後でも濃度やコントラストを目的に応じて変化させることが可能であり、より精度の高い画像を提供することができます。

超音波骨密度測定検査

中高年の女性の腰痛の多くは骨粗しょう症が原因であるといわれています。

骨粗しょう症にはできるだけ早く治療受けることが大切です。そのため、50歳以上の女性のかたで、すこしでも腰痛のある方は骨密度の検査を受けることをお勧めします(もちろん男性でも検査できます)。

当院の超音波骨密度測定装置は踵(かかと)で測定しますので、服を着たまま裸足になっていただき、約10秒で測定できます。

ご希望の方は受診各科の先生にお話し下さい。

骨密度

PACS

≪PACSの導入でフィルムレスになりました≫

PACSとは、Picture Archiving and Communication System (放射線医用画像情報システム)の略称で、X線画像、CT画像などの放射線医用画像をデジタルデータとしてネットワーク上(画像サーバー)で管理し、画像を配信し運用するシステムです。

これにより、画像サーバーで管理されている画像を院内の外来や病棟の各所に配置した画像端末から閲覧することができます。 また、遠隔画像診断会社と契約をしているため、より専門的な診断を放射線読影医に依頼することが出来ます。

PACS

外科用イメージ

手術室での透視検査に使用します。

外科用イメージ