短期入所
短期入所事業とは
短期入所事業とは居宅において、その介護を行う者の疾病その他の理由により、施設等への短期間の入所を必要とする障害児者につき、当該施設等に短期間の入所をさせて行われる入浴・排泄及び食事の介護その他の必要な支援を行う事業です。
利用者登録
当院での短期入所の利用にあたって、利用者登録が必要です。
「障害福祉サービス受給者証」の以下の2つの項目が記載されていることをご確認ください。
- サービスの種別:「短期入所」
- 支 給 量 等:「医療型」または「療養介護対象者」または「重心」
※上記以外の支給の場合は要相談。
利用前に当院の医師による「予備診察」を受けていただき、利用者登録について判断します。
利用者登録が済んでいても以下の場合は再度「予備診察」が必要です。
- 入院、手術などで病状が変化している場合
- 服薬内容が変更した場合
- 最終利用日から半年以上経過している場合
※入院や手術をされた場合、医療的ケアや、医療的物品の追加・変更がある場合は必ず事前に短期入所受付窓口までご連絡ください。予備診察の調整をいたします。またその場合、「診療情報提供書」・「薬剤情報提供書(お薬説明書)」等を、予備診察当日に持参していただくか、事前に必ず郵送及びFAXしてください。事前にご連絡なく来院され、安全にお受けできないと判断した場合はご利用いただけないことがございます。
予約
利用病棟はご指定いただけません。状況によって、病棟の変更をお願いすることもございます。
利用時に個室が空いていない場合は総室でお受けする場合もございます。
短期入所受付窓口まで電話で予約してください。
- ご希望の入所日から逆のぼって2ヶ月前の同日より予約できます。
例)3月30日からの利用希望の場合、1月30日から受付。
4月30日からの利用希望の場合、3月1日から受付。
*2か月前が土日・祝日の場合、次の平日より受付できます。 - 1ヶ月の利用日数は原則7日間です。
- 予約後の変更、キャンセルがあれば早めに短期入所受付窓口まで連絡して下さい。
*ご利用月の前月中旬に「予約確認票」をお送りしております。 - 病床の関係上、希望日時での調整が困難な場合がございます。
- 感染症の流行等により急きょご利用をお断りする場合がございます。
持参物品
入所日に以下のものをお持ちください。持参頂いていない場合は、ご利用できない場合がございます。
・「障害福祉サービス受給者証」「健康保険証」「重度障害者医療費受給者証(難病及び小児慢性特定疾患等の受給者証を含む)」「診察券」「印鑑」
連絡帳
初回時にお渡しします。
連絡帳は直近3枚までをフォルダに挟んでいただき、それ以前の用紙はご自宅で保管ください。
持参物品確認表
初回時にお渡しします。次回からは記載した状態で持参して下さい。以降はコピーして使用するか、当院ホームページよりダウンロードしてください(兵庫あおの病院→在宅支援→短期入所)。
持参薬
※「お薬手帳」及び「薬剤情報提供書(お薬説明書)」は毎回、最新のものを持参して下さい。
アプリ等で管理されている場合は事前に印刷したものをご持参ください。
内服薬 予備1回分をご用意ください。
外用薬(点眼液、点耳薬、軟膏、坐薬、浣腸液、湿布)
注射薬
※持参薬は医療機関で処方されたものに限ります(市販薬は内服及び外用できません)
※市販で購入された、保湿剤やリップクリームなどは看護師の判断により対応いたします。
※薬剤師と看護師が持参薬の内容、服用方法等についてご家族の方に確認いたします。
医療ケア物品
※利用期間中に必要な数をご用意ください。不足があった場合は、ご自宅よりお持ちいただきます。
(例)酸素ボンベ、鼻カニューレ、酸素マスク、人工呼吸器、人工呼吸器架台、人工呼吸器回路(蛇管)、加湿器、加湿蒸留水、バッテリー、人工鼻、吸引用チューブ、気切ガーゼ気管切開カニューレの固定用ベルト、注入用接続チューブ、イリゲーター、注射器、導尿用カテーテル 等
日用品 ※下線を引いた物品には氏名を明記してください。
紙おむつ、尿取りパット、お尻拭き用濡れティッシュ、食事用の自助具、トロミ剤の入れ物、歯ブラシ、コップ、ヘアブラシ、髪留め、タオル、クッション、電気髭剃り、おもちゃCDラジカセ(CDを含む) 等
食事
※持ち込み可の食品
注入食、トロミ剤、常温保存が可能なもの、調味料は1回の使い切り、ペットボトルは小さい飲み切りサイズとし、残りはその都度破棄します。
※持ち込み不可の食品
サプリメント(健康食品・栄養補助食品)、ゼリー飲料、内服ゼリー、冷所保存が必要なもの
補装具
車椅子、座位保持装置、頭部保護帽、コルセット、下肢装具
衣類、衣類保管用のナイロン袋等
※洗濯を希望する方は2組と予備1組、洗濯を希望しない方は利用日数分と予備1組をご準備ください。利用日数により、衣類等を追加でお願いする場合があります。
※高温で洗濯を行うため、縮んだり破損したりする可能性があります。
※紛失防止のため、衣類には氏名をご記入ください。
入退所時間
入所時間は平日のAM-10:00・10:30・11:00です。
外来で大変混み合うことから、30分毎で1人ずつの受け入れを致します。
最終の退所時間は16:30です。
家族の急な病気や入院、遠方での弔事などで、緊急に利用希望される場合はご相談ください。
入所日
病院受付(医事係)
- 入所時間は必ず守ってください。外来は混み合うため、早く来所されたり、遅く来所されても対応できかねます。時間を守られない方に関しては、ご利用をお断りすることもございます。
- 初回利用の方は、「入院申込書」・「身元引受書兼診療費等支払保証書」にご記入ください。
- 年度の初回のみ、「利用契約書」・「重要事項説明書」に基づく利用契約が必要です。
- 「障害福祉サービス受給者証」、「健康保険証」、「重度障害者医療費受給者証(難病及び小児慢性特定疾患等の受給者証を含む)」、「診察券」、「入院申込書」・「身元引受書兼診療費等支払保証書」のコピーを提示してください。
外来
- 受付後、外来看護師が問診します。
- 必要時には医師が診察します。
- 体調不良時は入所をお断りする場合があります。
入所病棟(病室)
- 病棟看護師と一緒に、持参物品確認表に記載の持参物品をご確認ください。
- 持参薬及び処方箋、お薬手帳をお渡しください。
- 更衣をお願いします(部屋着を持って来られた方は、入所時に着替えをお願いします)。
入所中のサービス
日常生活支援
食事の提供、入浴、排泄の援助、更衣、療育
※病棟により入浴日は異なります。なお、入所日の入浴はございません。退所日の入浴をご希望される場合は、13時以降(西3病棟に限り15時以降)の退所とさせていただきます。
退所日の入浴をご希望される場合は、13時以降(西3病棟に限り15時以降)の退所とさせていただきます。
健康管理
相談支援
医療、福祉に関する相談支援
電話連絡等
入所中に体調が悪化した場合は電話で連絡いたします。当院の医師による診察を希望される場合はお伝えください。また、マーゲンチューブの入れ替え等の処置が必要な場合、X線等の検査を実施させていただく場合がございます。
ただし、夜間帯の当直体制時は、対応が難しい場合もございます。
洗濯
希望される方のみ洗濯を実施します。(退所日、日曜日は除く)
リハビリ
リハビリ(PT、OT、ST)を希望される方は申し出てください。整形外科を予約診察して頂くことになります。※別途料金発生
退所日
病院受付(医事係)(平日8:30~17:15)
- 費用をお支払いください。
- 「障害福祉サービス受給者証」等をお受け取りください。
- 上記以外の時間は「時間外受付」へお回りください。
入所病棟
- 担当看護師より入所中の様子についてお知らせします。
- 病棟看護師と一緒に、持参物品確認表に記載の持参物品をご確認ください。
- 更衣をお願いします(外着を持って来られた方は、退所時に着替えをお願いします)。
費用
原則、「利用者負担割合」は1割、1ヶ月の負担上限額は「障害福祉サービス受給者証」の「利用者負担上限月額」です。
食費は実費です。
H28.4.1より、利用中の処置等の医療費算定が出来るようになり、健康保険に基づき費用を請求させていただきます(重度障害者医療費受給者証等をお持ちの方は負担が軽減されます)。 また、外来診察や入所中の診察には同様に健康保険が適用されます。
写真の利用
サービス内容の維持・改善やご本人の確認のため、写真を利用させていただく場合がございます。当院では個人情報の取り扱いには万全の体制で取り組んでいます。
その他
場合によっては、利用時に個室が空いていないこともあり、大部屋で男女混合部屋になる可能性がございます。個室を希望される方は予約時にお申し出ください。予約状況により対応できかねる場合もございます。
苦情やご相談
苦情やご相談がありましたら、苦情・相談窓口までご連絡ください。
電話番号:0794-62-5533(代表)
- 短期入所受付窓口
地域医療連携室 受付時間 9:00~15:00(平日のみ) - 苦情・相談窓口
療育指導室 受付時間 10:00~16:00(平日のみ)